部外者:アウトサイダー
郷(ごう)あらば掟慣習信条あり
夢も現(うつゝ)も違(たご)ふことなし
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日本に帰る度に
そして
再びイランに戻る度に
どっちの世界も夢であり現なんだろうな…
っと思う………。
夢においてもわたしは、
いろんな郷(異次元空間)に迷い込んで来た。
夢は現と言われてる世界より時間軸の単位が大きいけれど、
やはりそれぞれの時空に独特の掟、慣習、信仰みたいなものがあって、
(夢の世界で迷い込む地の掟のようなそれは、現の世界のものよりももっと顕著で侵し難く、その地の掟 慣習、信仰のないものの入国?は一切認められないみたいな、ヴィザやパスポートなんてものは存在しないようであった)
そういうものを眺めていると、
われわれが言っている国境というものは空間的なもの、
国境線という目に見える領土というものではなくて、
その社会やら土地、国家慣習と信条のようなものなのだろう
と思われて来た。
夢でも現でも
ただ眺め居るわたしの中のある部分は
いつでもどこでも 所属するということはなく、
”アウトサイダー” というみえないけれど
みえるものにはみえる烙印をもっていて、
不意にいろんな土地に迷い流れ込んでは、
警備員のような部外者の臭いを嗅ぎ分ける存在に追われて
逃れるサダメを負っているようだ……。
by Maryam051144
| 2015-10-18 22:06
| 言葉