記憶と忘却
記憶は光を在処(ありか)とす …
っという言葉を最近頂戴した。
その御言葉に二十歳の時、
忘却はこの世で高貴で美しい精神作用
っと言葉を紡いだことを、
わたしは思い出したのだった。
おそらくわたしは忘れるのではなく、
深淵に沈めるのだろう。
こゝろの深く暗い水底(みなそこ)へと。
なにはともあれ、
どれ程の、如何様の記憶が沈められていようとも、
こゝろの水面(みなも) に光があたったら、
輝いていて欲しくはあるが・・・
by Maryam051144
| 2015-04-09 19:02
| ひとりごつ