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Maryam'sHP

maryam0511.exblog.jp

イランのTEHRANより日々思いついた言葉を発信しています。




おまとめ記事m(_ _)m




この辞書はもう老眼鏡がないと読めましぇん(><)

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11月1日 14:53



昨夜9時過ぎに手が滑り丼割れて、破片は広範囲に拡散。小さな破片は足に刺さったから毛抜きで抜いたりして、片付けをするのに小一時間を要した。掃除機をかけていたら階下から義母が心配してやってきたのだった。
11月2日 7:12

今日の息子のお弁当イスタンブール風炊き込み飯。お肉とじゃがいもトマトに、私はマッシュルームとサフランも加えて作った。夜仕込み、早朝炊飯器のスイッチを入れる。息子は七時に登校する。木、金はイランは週末。

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11月2日 7:19

昨日の嵐で遠くの山は再び雪衣を纏った。

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11月3日 10:09

深い闇の巨大な老木の根元の異様な盛り上がりは蜥蜴の巣窟。小魚が群れなし横切るように、光に向かって移動してた。波が寄せて引くようにそれが繰り返されてた。蜥蜴の色は黒から光る濃紺へ変わった。今朝の夢
11月4日 7:01



夕方から雲が出てきた。四日月はうっすらと暫しその姿を見せてくれたけど、やがて深い雲の裡に沈んで行った。

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11月4日 17:59



**************




”待ち侘びし雨嵐となり街濯ぎ雪装束に山衣替ふ”

まちわびしあめあらしとなりまちすゝぎゆきしょうぞくにやまころもがふ



夏から待ち侘びていた雨が

やっとやっと、嵐となって

この街を風で雨で揺すり注ぎ洗い濯ぐと

遠き山は雪装束に衣更えする
# by Maryam051144 | 2016-11-06 14:13 | 言葉




嵐が過ぎた夜の道は、自然と人の営みの様々な匂いを、臭いを漂わせていた。後ろから走ってくる車を気にしながら一方通行の小路を歩けば、フロントライトに晒された瞳は闇を一層深くさせる。路肩に停めた車中で何か探し物をしている男性の横を、少し距離をとりながら通り過ぎると、メンズコロンが風向きに乗って私を追いかけてきた。私の脳に悪くない印象を残したその香に、出かける前に私がつけたコロンは、はたしてどのような”におい”を放っているのだろうかと、そんなことが思われた。



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天変地異でも起こりそうな昨日の空



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秋の嵐の前の空。息子のお迎え時間の待ち時間に車中より撮影。強風で車体が揺れていた。
# by Maryam051144 | 2016-11-03 15:08 | 素描






灼熱の陽に伸びし枝々(四肢)を気忙(ぜは)しく揺すりて風は秋色に染む


夏陽追ひ直ぐに伸びし枝々なれど秋風煽る別れ告げよと



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夏の陽射しをたっぷりと受けて、
空に向かってまっすぐに伸びていた街路樹の四肢である枝々を揺らして、季を移ろわせるのを急いでいるかのように忙しげに吹き抜けていく風が枝々の葉を秋色に染めている。


煌めく夏の陽を追って真っ直ぐにただひたすらに空に向かって伸びていた枝々に、秋となって色を変えよ、冬となれば葉を落として、その枝々も切り落とされるのだから、今のうちに空に別れを告げろと言うかのように、秋風に煽られた枝はしきりに空に手を振っている。



2秒の動画です。

こちらからどうぞ


https://plus.google.com/115926505131973545552/posts/Us6bBv2i5sX
# by Maryam051144 | 2016-11-02 16:45 | 言葉



数ヶ月以上なかった先日のまとまった雨は、
山々の峯に雪で覆ったので、しばらくとても寒かったけれど、
数日前から再び温み、街は朝から晩まで靄がかかっている。

東雲の空でさえ、ボヤーーーんっとしていて、街の空は二十四時間寝ぼけ眼で眺めている視界のよう。

外出するのは週三の習い事と買い物、用事がある時だけ。

夫は夏休みも夏が終わった後も空手と大学院で東奔西走。


夫は来月の第一週あたりに十日あまり大阪へいく予定もある。

我が祖国は我を招くことは稀( 笑 )


日が短くなってますます時の流れは速度を上げている。




”長き夜に耽ることなきこの身には雲海に落つ陽に秋覚ゆ”


ながきよにふけることなきこのみにはうんかいにおつひにあきおぼゆ





秋の夜長に耽ることも、秋の月を愛でることもない日々を送っている無粋な身には、海と見ゆる雲に沈みゆく夕陽に秋を知らされるのだった。








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# by Maryam051144 | 2016-11-01 13:43 | 言葉
ひとひの疲れが喧騒とともに身に、心に流れ込む黄昏の刻、秋時雨で禊していた空は油絵のような明暗と、柔らかく優しい色彩でその身を晒していた。



カーテン越しに垣間見た空に、惹き寄せられた私は、開け放った窓からのび続く世界に眺めいる。

そこではいつだって空を穢すだけだと思い込んでた、人が、私が生きる街が、最も強い陰影となって、その美を引き締め、引き立てていた。



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# by Maryam051144 | 2016-10-26 13:01 | 素描

by Maryam F D