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Maryam'sHP

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イランのTEHRANより日々思いついた言葉を発信しています。

カテゴリ:詩( 50 )





空眺めたって

どうなるわけでもないけれど



空はわたしの心のように


泣いたり

笑ったり

怒ったりするだけで



言葉をかけるわけでも

何かしてくれるわけでもないけれど




空眺めたって

どうなるわけでもないけれど





空を眺めないでいると



空がわたしを眺めていることを



わたしが忘れてしまうから














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by Maryam051144 | 2015-12-05 15:11 |









わたしは人であるけれど


動物でもあることを忘れない





今 要らぬことは見ず煩(おも)わず







生きるために飲み食い


生きるために眠り


生きるために怒り


生きるために怖れる





単純な思考

単純な喜怒哀楽

単純な意思疎通

単純な言葉


を用い




死するまで動き



呼吸(いき)をする








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by Maryam051144 | 2015-10-19 17:24 |







黄昏の

想ひの浦に

築かれし

砂の都




そこに描かれし砦の細密文様


都の時計針克明に刻みし


絶えなき奇譚も




やがては


やがては




繰り返し



繰り返し



打ち寄す波に




拭われ消えるが今生(よ)のサダメ



感傷挟むは人が性 さが




冷徹極まる鬼の眼ひとつ


此処に波風置き去りて…










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by Maryam051144 | 2015-10-11 12:42 |




ためいきひとつ

鈍色の空に飛び立ち風となり

雲を翔け抜け

始まりと終わりを結ぶ

あの故郷(さと)の母なる海へ

慈雨そゝげ





***********


2011年11月掲載



http://plaza.rakuten.co.jp/maryam0511/diary/201410230001/




慈愛  (いとほし )~2011年秋の長雨の一日(ひとひ)に~   




この風景から約4年が経過しました。

今秋のわたしの心象を言葉に……。










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by Maryam051144 | 2015-10-08 22:18 |




在り来たりな空に浮かび


風に吹かれ

雨に打たれ

寒暖に透け

昼夜を忘れ


在り来たりに空に散る





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by Maryam051144 | 2015-09-29 09:38 |





”深海の呪文”







渇いた唇

右手の小指でそっとなぞり

誰も知らない呪文のせる





孤独は透かし

深海魚にし

闇へ沈む





海よりあげれば

押されつぶされ歪む魚よ






孤独は透かし

深海魚にし

闇へ沈む




痛みも悲しみもぺっちゃんこ



冷たく透ける身のすみずみの

シナプスだけが全てだって



うそぶいて

うそぶいて

うそぶいて





潜在意識の底に静かに横たわる

深海魚の髭の鐘は



こゝろの震えを予知し

震度計の針もとらえぬ余震を察す






深海魚の音なきサイレン鳴り響くとき




子守唄の褥(しとね)に包まれていよう



そう


いつかの


そう


何処かの



そう


誰かの




さゞなみ寄せる子守唄






眠りにつけなくっても



子守唄にくるまってれば





二つの鬼影小躍りす

仲直りの証(しるし)にと




ひょろり

ひょろりこ

ぴーひょろろ



赤と青の笛の音で


目覚めの その刻(とき) 知らされるまで









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by Maryam051144 | 2015-09-13 00:07 |






漕ぐと後退する自転車を前に思案するが


途方にくれたりはしない





始まりは終わりのうちにあり


終わりは始まりのうちにあるのを知ってるから



前は後ろであり


後ろはまた前であるのを知ってるから










後ろ前に自転車にまたがりペダルを漕ぐ


渾身の力をしぼり

思わず疑わず漕ぐ





そうして



わたしが行き着く処は



ふるさとの海


わたしが産まれた

わたしが生まれる


光の胎





わたしはそこへ還るのだ




明日であって


昨日である



今日という日を紡ぎつつ





未来であって


過去である


今を紡ぎつつ





わたしは還る



わたしは還る












カスピ海2
カスピ海2 posted by (C)maryam f d












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by Maryam051144 | 2015-09-04 08:21 |






上り続きの想いのペダル

よろめきながら漕いでいる



登りつめたらどんな景色

待っているかと

期待するでなく


ただ身の力続く限り


漕ぐことしか浮かばないから




抜けるような空の蒼


惹きこまれるような海の紺碧(あお)


そんな幻想思い浮かべない


っていえば嘘になる....






身体が

手足が

動き進む先がどこなのか


思い浮かべちゃいない


とも言えないだろう....






とはいえ

視覚が捉え続けてるのは

よろよろゆるゆる

身体と一緒に揺れる

地面だけ







それでもペダルを漕ぎ続ける





一体誰だよ

一体なんでだよ


ペダル漕いでるやつァーーー


なんて自分を突き放しながら





ああ


それでも何処かで知ってるのさ


この先にどんな景色が待っているのか





そうさ知ってるのさ


この先には


誰も待ってなんかいないってことを




今この荷台に座ってる

この世で一番大切な君でさえ


この先の何処かでふと振り返ったら


居なくなっているってことも





ああ




それでも何処かで知ってるのさ


この先にどんな景色が待っているのか




そこは


生みであって海でなく


虚(そら)であって空でなく



光の海が干潮で


光の粒子が一斉に


煌めく顔をのぞかせる


見渡す限りの干潟ってとこ




だってそこは


だってそこは



万物のふるさとだから









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by Maryam051144 | 2015-08-22 18:06 |







Somebody was at the door.

The door that opens into the bottom of my heart.





誰かが佇んでいた

私の心の独房へと通じるドアの前に



**********






誰もが抱えている ”寂”という名の

心の深淵にある独房




その独房のドアの前で待っていたのは



もう一人のわたしである




あなただった




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by Maryam051144 | 2015-08-17 15:37 |







桃源郷




水面(みなも)に映(は)ゆる夏空に

野分吹き荒れ

雪舞ひあがり

其れをあやしとおもふことなく

春のわれの眺めやる






水面に映っている夏の空に

野分が吹き荒れ

雪舞いあがり


それを不思議と思うこともなく

春のわたしがその景色を眺めやる








春の海の穏やかに輝く水面に

春夏秋冬(の美しさ、醜さ、優しさ、厳しさ)を映すように

草木を芽吹かせる春の慈しみの温かさをもって

酷暑も極寒を

この一瞬一瞬を

眺め過ごす


それがわたしの理想郷・・・





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by Maryam051144 | 2015-07-25 09:00 |